最近「ポイ活」という言葉をよく見かけるようになりました。私も一時期、歩くだけ・移動するだけでポイントが貯まるというアプリをいくつか試してみたことがあります。今回はその中でも代表的な「トリマ」と「aruku&(あるくと)」を実際に使ってみた感想と、なぜ自分にはあまり合わずにやめてしまったのか、という体験を書いておこうと思います。
ポイ活そのものを否定するつもりはまったくありません。ただ、「話題だから」「みんなやってるから」という理由だけで手を出す前に、自分に向いているタイプなのかどうかを判断する材料になればと思います。
きっかけは愛犬との散歩
私は普段、犬の散歩でそれなりの距離を歩いています。「どうせ歩くなら、その歩数がポイントになったらお得なんじゃないか」という、わりと単純な動機でポイ活アプリに興味を持ちました。調べてみると、歩数や移動距離に応じてポイントが貯まるアプリはいくつかあり、その中でも利用者が多そうな「トリマ」と「aruku&」の2つを実際にインストールして試してみることにしました。
トリマを使ってみた感想
トリマは、移動距離に応じて「タンク」と呼ばれるゲージが貯まり、満タンになるとマイル(ポイント)がもらえる仕組みのアプリです。ネット上の体験談を見る限り、1日の歩数上限を引き上げる設定にすると、条件次第では1日で数十円分程度のマイルが貯まることもあるようですが、私の場合は犬の散歩程度の移動距離ではそこまで届きませんでした。交換先は現金振込やPayPay、Amazonギフト券など幅広く用意されていて、換金のハードルが低いのは良い点だと感じました。
ただ、実際に使ってみると、私にはいくつか気になる点がありました。
- 移動距離がメインなので、犬の散歩程度の距離ではタンクがなかなか満タンにならない
- ポイントを効率よく貯めようとすると、広告動画を何度も視聴する必要がある
- バッテリーの減りが体感で早い
「移動すればするほど得」という設計自体は理にかなっているのですが、通勤・通学などでまとまった距離を毎日移動する人向けの仕組みだな、というのが率直な感想でした。
aruku&を使ってみた感想
aruku&は歩数計測がベースで、キャラクターからの「お使い」のようなミッションをこなしながらポイントを貯めていくゲーム性の高いアプリです。広告表示がトリマに比べて少なく、ストレスなく使えたのは好印象でした。バッテリー消費もそれほど気になりませんでした。
一方で、
- ポイントが貯まるペースはトリマよりゆっくりめ
- 交換先が電子マネーやギフト券中心で、現金化はできない
- 「貯まった」という実感を持てるまでにそれなりの日数がかかる
という点で、こちらも自分の生活スタイルにはフィットしきりませんでした。
結局、なぜやめたのか
両方のアプリを1〜2ヶ月ほど並行して使ってみたのですが、正直なところ「思ったよりポイントが貯まらない」「これだけの手間をかけて得られる金額としては見合わない」という感覚が拭えませんでした。通知を都度チェックしたり、広告を視聴したりする手間に対して、実際に貯まる金額があまりにも小さく、続けるモチベーションを保てなかったというのが、やめた一番の理由です。
「めんどくさい」と感じた瞬間に、自分にとってはもう継続する意味がなくなってしまったのだと思います。ポイ活は本来「無理なく続けられること」が前提の仕組みなので、少しでも負担に感じるなら早めに見切りをつけるのも一つの判断だと、今は思っています。
どんな人には向いていそうか
自分の経験を振り返ると、以下のような人には歩数系ポイ活は向いているのではないかと思います。
- 通勤・通学などですでにまとまった距離を毎日移動している人(トリマ向き)
- ポイントの金額よりも、歩くこと自体をゲーム感覚で楽しみたい人(aruku&向き)
- 広告視聴や通知チェックといった「ひと手間」を負担に感じないタイプの人
逆に、私のように「ながら」で自然に貯まることを期待していたり、細かい操作の積み重ねを面倒に感じやすいタイプの人は、始める前に一度、実際の獲得ポイントの目安を確認してから判断することをおすすめします。
まとめ
トリマもaruku&も、それぞれ仕組みやターゲット層がはっきりしているアプリで、「合う人にはしっかり合う」タイプのサービスだと感じました。私自身は生活スタイルとの相性が良くなく、途中でやめる結果になりましたが、これは私個人の感じ方であり、アプリ自体の良し悪しを断定するものではありません。
ポイ活に限らず、こうしたお金にまつわるサービスは「自分の生活スタイルに合っているか」を実際に少し試してみてから判断するのが一番失敗が少ないように思います。
※本記事は筆者個人の体験に基づく感想であり、特定のアプリやサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。ポイントの獲得条件や交換レート、キャンペーン内容は変更される場合がありますので、実際にご利用の際は必ず各アプリの公式情報をご確認ください。なお、本記事はポイ活アプリに関する個人の感想を紹介するものであり、投資や金融商品に関する助言を行うものではありません。


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