個人事業主のクレジットカード、法人化前は作りにくいと思っていたら普通に作れた話

個人事業主・開業

2026年3月に個人事業主として活動を始める前後、いろいろな場面で「個人事業主やフリーランスはクレジットカードを作りにくい」という話を耳にしました。会社員時代と違って安定した給与収入がない分、審査で不利になるというイメージです。私自身もそう思い込んでいて、法人化する前にできるだけカードを作っておいた方がいいのでは、と身構えていました。ただ、実際にau PAYカードなど個人カードを申し込んでみたところ、拍子抜けするくらい普通に審査が通り、特に困ることはありませんでした。今回はその体験を書いておきます。

「作りにくい」というイメージと、実際に申し込んでみた結果

私が実際に申し込んで作れたのは、au PAYカードなどの個人向けクレジットカードです。事前に調べた限りでは、個人事業主だからといって審査に必ず不利になるわけではなく、他の申込者と同じように、年収や信用情報、事業の継続性といった要素が総合的に判断されるとされています(出典:個人事業主(自営業)はクレジットカードの審査に通る?審査基準や落ちる理由を解説 | JCB)。実際に私が申し込んだ際も、事業内容を申告する欄はありましたが、法人の登記簿謄本のような書類の提出を求められることはなく、本人確認書類だけで手続きが完了しました。

この点は、au PAYカードの申し込みに関する解説記事でも「個人事業主の方は、商業登記簿謄本や登記事項証明は必要ない」とされており(出典:au PAYカードは個人事業主でも作れる?気になる審査と作り方まとめ | マネープレス)、私の体験とも一致していました。申込フォームの勤務先欄には、開業届に書いた屋号を記入する形で対応しました。

あくまで「個人カード」の話。法人カードとは事情が違う

ここで一つ注意しておきたいのは、私が今回作れたのはあくまで個人名義のクレジットカードであって、法人名義の法人カードではないという点です。調べてみると、法人カードは事業の実態や決算状況などが審査対象になり、個人カードとは審査の考え方自体が異なるとされています(出典:法人カードで審査落ちする主な原因は?対策も紹介 | マネーフォワード ビジネスカード)。また、au PAYカードのように、そもそも法人口座の登録に対応していない個人向けカードもあります。「個人事業主でも普通にカードが作れた」という私の経験は、あくまで個人カードの話であり、法人化後に法人カードを作る場面ではまた別の話になりそうだ、という点は分けて理解しておく必要があると感じています。

「作りにくい」という声はどこから来ているのか

それでも「個人事業主はカードを作りにくい」という声自体は、いろいろな記事で見かけます。これは想像ですが、収入が不安定になりがちな開業直後や、事業内容によっては継続性・収益性の説明がしづらいケースなど、審査で不利に働きやすい条件が重なりやすいことが背景にあるのではないかと思います。実際、審査で見られるポイントとして、年収や職業などの属性情報に加えて、事業の継続性・収益性が挙げられている解説もありました(出典:前掲JCBの記事)。私の場合はたまたま条件が悪くなかっただけ、という可能性もあるので、「個人事業主なら誰でも問題なく作れる」と一般化するつもりはありません。

まとめ:思い込みで身構えすぎず、まず申し込んでみてもよかったかもしれない

結果として、私は「作りにくいはず」と身構えていた割に、実際にはすんなりカードを作ることができました。もちろんこれは私一人の体験であり、収入状況や事業内容、申し込むカードの種類によって結果は変わるはずです。特に法人カードを検討している場合は、個人カードとは審査の基準が異なる点に注意が必要ですし、実際の審査結果を保証するものでもありません。カード会社ごとの最新の審査基準や申込条件については、各カード会社の公式情報を確認することをおすすめします。

※本記事は投資や金融商品に関する助言を目的としたものではなく、筆者個人の体験に基づく記録です。

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